So-Bad Review

DYNA 230 ワイドタイヤ・カスタム

time 2019.06.07 view 1911 Views
Posted by in Harley Custom

 

AVON 203/60-15″タイヤを装着

先頃、板金作業の全てが完了を致しましたご覧のTwinCam DYNAでありますが、ここに至るまで、とんでも無いお時間を頂戴する事となってしまい、オーナー様には再度この場をお借りし深くお詫びを申し上げる次第です。今回のカスタムの最大の目玉となるアイテムが、リア用のタイヤとして採用をさせて頂いたAVON 203/60-15″タイヤでありますが、実はこのタイヤを履かせる事の出来るホィールが全世界的に絶滅をしておりまして、私、その事実を掴む事なく、このタイヤの採用をお客様に、しかも強くオススメをしてしまい… と、とにかく大失態を演じてしまった訳でありますが、それでも只今弊社と強力な連携を取っております韓国 : TMD社の技術によって、こちらのカスタムの為だけに、何と! 総アルミビレット製 + リムは鍛造製法にてにて15″ × 8のホィールをリリースする事に成功。。。このホィールを車体に装着した時は、本当に心の底から安堵する気持ちを覚えたモノです。

▶︎ 関連記事 : 全世界的に絶滅した 8×15″ ホィールを復活させました!!

 

弊社 : 渾身のメタルワーク

製作の時間を多々頂戴を致しておりましたので、その分、メタルワークに関しましては思う存分行わせて頂いた次第であります。オーナー様からのリクエストでありましたリアフェンダーのフラット仕様に関してはご覧の通りの出来栄えでありまして、ただ単純に鉄板を丸くしてフニィッシュをした、と言う訳では決してありません。フェンダーの左右のカットラインには裏側より丸棒を溶接する事により、フラットフェンダーでありながらも全体的には重厚な感じを演出致しておりまして…

また、リアフェンダーがスィングアームに固定される仕様ともなりましたので、そうなりますとDYNAの場合、シート周りのデザイン形状が最高MAXに難しくなります! 振り返れば、今回のカスタムに置きましても、やはりこの点が最大の難関にして難問であった事は間違い無く… しかし、あれやこれやとアイディアを出している内に、余計な考えは次々と削ぎ落とされまして、結果、必然性をも伴ったデザインに落とし込む事が出来たと自負を致している次第でありまして…

現在、外装パーツ一式はペイントショップ : BUSH ARTさんに持ち込まれております。BLシルバーコートRTにて、一度全てのパーツをオール・シルバー化。その後、BUSH ARTさん独自の調合によりますキャンディーブラックにて仕上げて頂く手はずとなっておりまして… 完成のその姿は、かなりエキセントリックな仕上がりとなる事、まず間違い無いでしょう!!