So-Bad Review

ビンテージ Bicycle

time 2016.09.24 view 241 Views
Posted by in InSide BAD LAND

bc-1


Cinelli : チネリ / イタリアの自転車メーカー


先日、弊社のお客様が乗ってこられたこちらの自転車。。。私は、その分野の知識が全く無い為、この自転車の価値は全く分からずにおりましたが、それでも、初めて見た時は『なんて美しいフォルムなんだ』と、そう思いました。何でもこの自転車のフレームは、80年代にイタリアの名門自転車メーカー : Cinelli (チネリ) により造られたビンテージものであるとの事。またペダル部分のスプロケットは、カンパニョーロと云うメーカーの50周年記念のモデルであり、こちらも貴重価値の高いビンテージもの等々。とにかく、自転車好きが見たら『おおっ!!』となる様なパーツ群で構成されているらしく、まさにオーナー様、拘りの逸品なのであります。

野暮な質問ではありましたが、その総額を伺ってみました所、それはSPORTSTERの新車価格を上回るプライスでありまして… そんな知識を頭の中に入れつつ、再度撮影をさせて頂きました写真を眺めてみますと、車体全体、確かにとんでも無いオーラに包まれている事に気が付く訳であります。どの分野の造形物であれ、本物は皆一様に美しく、且つ、必然性と存在感に溢れております。

チネリ(伊: Cinelli )はイタリアの自転車メーカーである。
1937年から1944年までプロ自転車選手であったチーノ・チネリ(Cino Cinelli 、1916年2月9日-2001年4月20日)により1948年設立された。1960年頃、自転車好きだったが体力があるため自転車が簡単に壊れてしまい、乗る自転車がなく困っていた力道山がイタリアに行った際にチネリを見かけ、「ハンドルをギュギュッとねじっても壊れなかったから買って来た」という話は有名である。この自転車は日本自転車工業会が借り、未だ技術的にレベルが低かった日本国内の自転車メーカーに見せていた。1960年の貿易自由化で輸入が始まったが、この頃8万円もした。その後1964年東京オリンピックの際に、上野の老舗自転車店横尾双輪館の横尾明が外国選手が使用している自転車の写真集を作成したのをきっかけに広く知られるようになった。日本自転車競技連盟はチネリを輸入したがサイズが選手に合わず使用しなかった。1985年にコロンバスを中心とするグルッポに買収された。

Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/チネリ


bc-2

bc-3

bc-4

bc-5

bc-6